甲府市の神社

名前 文珠稲荷神社
御祭神 宇賀御魂神 (うかのみたまのかみ)
住所
〒400-0032 山梨県甲府市中央5丁目6−3
例祭日    
公式HP  
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八日町を通る甲州街道は、甲府バイパス(国道20号線)が開通するまでは甲府と東京を結ぶメインストリートで、 八日町沿線は大変な賑わいを見せていました。 その様子は江戸時代中期の『裏見寒話(うらみかんわ)』に「呉服屋、薬種屋、合羽屋などあり、 府中第一のよき所也」と記されているとおり、甲府城下における商(あきない)の中心地、また、文化の発信地でもありました。 連雀町は、上連雀町と下連雀町に分かれており、商業のまちとして栄えました。 下連雀にある文珠稲荷(もんじゅいなり)神社では、旧暦8月16日に町内家別に神灯を出して賑わいました。 第二次世界大戦末期(昭和20年)の甲府空襲で、下連雀町では全世帯が焼失するなど、 どちらの地域も甚大な被害を受け、残念ながら当時の街並みや歴史的な資料の多くは失われてしまいました。